コリンズが王者スワテクを下し、ローマ大会のベスト16進出
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5月14日午後、WTA1000ローマ大会3回戦でイガ・スワテク(世界ランク2位)とダニエル・コリンズが対戦した。マドリード大会準決勝でココ・ガウフに6-1, 6-1で惨敗したポーランドのスター選手は、この試合で巻き返しを図った。
「永遠の都」ローマでの初戦では、スワテクはエリザベッタ・コッチャレットを6-1, 6-0で圧倒。アメリカ選手との対戦でも好調を維持することを期待していた。一方、ランキング35位に後退したコリンズは今シーズン出だしが振るわなかったが、クレーコートのスペシャリストであるスワテク戦は巻き返しの絶好機だった。
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31歳のコリンズは1時間43分の熱戦の末、6-1, 7-5で勝利。自身の高いレベルで試合を進め、相手のゲームを封じ込めた。スワテクはブレークチャンスの活かしきれず(10機会中2回のみ成功)、サービスゲームでも苦戦。ファーストサーブ後の得点率61%と決定力不足が露呈した。
コリンズはスワテクとの通算対戦成績を9戦2勝に更新し、ベスト16進出を決めた。次戦はエリナ・スビトリナ対ヘイリー・バプティストの勝者と対戦する。
一方、昨年優勝したスワテクは王座から陥落。この敗戦で一時的にWTAランキング4位に後退し、ココ・ガウフ(2位)とジェシカ・ペグラ(3位)に順位を譲ることになった。ポーランドのトッププレーヤーは現在も不安定な状態が続いている。
Dernière modification le 10/05/2025 à 14h36
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