サバレンカとリバキナがシンシナティ準々決勝進出、対戦相手に

この夜のWTA1000シンシナティ大会では、優勝候補が順当に勝ち上がりました。イガ・シフィオンテクが早朝に準々決勝進出を決めた後、世界ランク1位のアリーナ・サバレンカもベスト8入りを果たしました。
オハイオ州でタイトルを防衛中のベラルーシ人選手は、マルケタ・ボンドロウソバとエマ・ラドカヌを破った後、ジェシカ・ブサス・マネイロと対戦。先週モントリール大会で準々決勝まで進んだスペイン勢はサバレンカにとって危険な相手となり得ました。
ラドカヌ戦(第3セットタイブレーク制)よりも安定したプレーを見せた27歳のサバレンカは、今回は苦戦を強いられませんでした。完璧な試合運びでサービスゲームを支配し、第1セットでは全てのリターンゲームを制しました。
わずか27分で第1セットを奪取。世界42位の相手はその後レベルを上げて抵抗を見せましたが、常套通りサバレンカが最終的に勝利を収めました。
6-5のチャンスを逃さずブレークを決めたオーストラリア&全仏オープン準優勝者は、準々決勝進出を確定(6-1、7-5)。エレナ・リバキナとの注目カードが実現します。
一方カザフスタンのリバキナはマディソン・キーズを下しました。年初の全豪オープンで敗れた相手に、今季調子を上げている世界10位がリベンジを果たし、第1セットを落とした後に流れを変えました(6-7、6-4、6-2/2時間28分)。
女子テニス界近年の定番カードとなるサバレンカ戦(通算対戦12回目・サバレンカ7勝4敗)に臨みます。なお、激戦区のもう一方ではシフィオンテクの準々決勝相手も決定。
全ロシア対決ではアンナ・カリンスカヤが同胞エカテリーナ・アレクサンドロワを逆転勝利(4-6、7-6、6-1)。過去5戦未勝利だった世界34位は、ここ数週間の好調を維持しています。