シンシナティ・マスターズ1000：リンダーネッハがルードを下す、ボンジがムゼッティを破り、ムーテは敗退

シンシナティ大会の3日目、フランス人選手たちは好スタートを切った。

アーサー・リンダーネッハは1回戦でヌノ・ボルジェスを破り、今回は3度のグランドスラム準優勝者キャスパー・ルード（ノルウェー）と対戦。ルードは最近トロント大会で復帰したばかりだった。

リンダーネッハは第1セットをタイブレークで落としたものの、36のウィナーと13エースを決めてその後2セットを支配。2時間半以上の激闘の末6-7, 6-4, 6-2で勝利し、次戦はフェリックス・オジェ＝アリアシムまたはトマス・エチェベリーと対戦する。

ベンジャミン・ボンジもほぼ同様のシナリオで、世界10位のロレンツォ・ムゼッティを破りキャリア3度目のトップ10勝利を挙げた。ボンジは第1セット5-4でサービスゲームを迎えたが崩れ、3ゲーム連続で失い逆転された。しかし第2セットを奪い返し、最終セットはタイブレークで決着。2時間46分の接戦を5-7, 6-4, 7-6で制し、キャリア初のシンシナティ3回戦進出を果たした。次戦はステファノス・チチパス（ファビアン・マロジャン戦勝者）と対戦する可能性がある。

一方、コランタン・ムーテはアレックス・ミケルセンに3-6, 6-3, 6-4のフルセットで敗れ2回戦で敗退。第3セット4-4でブレークを挽回した直後にサービスゲームを失ったことが悔やまれる。