ズベレフ、8年連続でローラン・ギャロス2週目進出 ビッグ3に並ぶ快挙

フィリップ・シャトリアー・コートでコボリと対戦したズベレフは、イタリア人選手を3セット（6-2、7-6、6-1）で2時間29分の試合の末に下した。

第1セットと第3セットは世界ランク3位のドイツ人選手が圧倒的に優勢だったが、第2セットでは集中力の乱れやミスが目立ち、苦戦する場面も見られた。それでもズベレフは初対戦の相手に対して理不尽な強さを見せつけた。

昨年準優勝した28歳の選手は、8年連続でローラン・ギャロス2週目に進出し、今シーズン28勝目を挙げた。これによりズベレフは21世紀においてビッグ3だけが達成していた偉業を成し遂げたことになる。

1月の全豪オープンで準優勝した後、ズベレフの成績は不安定で、ミュンヘンを除くと準々決勝を突破できなかった。インディアンウェルズやモンテカルロでは初戦敗退に終わっている。パリ到着直前にはハンブルク・トーナメント2回戦でミュラーに敗れていた。

8強入りを果たしたズベレフは月曜日、世界ランク35位のオランダ人選手フリースポールと対戦する。