タウンゼンド、4年間の協力を経てジョン・ウィリアムズ・コーチとの契約を終了
ウィンブルドンと全豪オープンのダブルス制覇を果たしたテイラー・タウンゼンドが、ジョン・ウィリアムズとの協力関係終了を発表。キャリア最高の時期を過ごしたばかりの選手にとって、予想外の決断となった。
© AFP
シングルスで世界117位でありながらダブルスの名手として知られるテイラー・タウンゼンドが、2021年から指導を続けてきたジョン・ウィリアムズ・コーチとの契約を終了した。29歳のアメリカ人選手は特にダブルスで輝き、コーチの助言のもとカテリナ・シニアコバと組んで2024年ウィンブルドンと2025年全豪オープンを制覇している。
チェコのシニアコバとのペアでは、2024年WTAファイナルズでも決勝に進出。さらに、ダブルス分野において世界ランキング1位に到達した初の母親選手となった。
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タウンゼンド、今年の全米オープンではベスト16進出
シングルスでは、タウンゼンドはWTAツアーで決勝進出経験がない。しかしウィリアムズ指導下では、2024年WTA1000トロント大会で準々決勝に、そしてここ数週間の全米オープンではベスト16に進出した。
その過程では、ジェレナ・オスタペンコやミラ・アンドレエワを破る活躍を見せたが、バルボラ・クレイチコバ戦では8つのマッチポイントを逃して敗退している。タウンゼンドとウィリアムズの協力関係が終了した理由は明らかになっておらず、アメリカ人選手の新コーチの身元も現時点では未公表である。
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