ツベレフ、ミュンヘンでの観客とのトラブルについて言及:「常に1人か2人の愚か者はいる」
Le 24/04/2025 à 06h38
par Adrien Guyot

先週、アレクサンダー・ツベレフは地元で開催されたATP500ミュンヘン大会を制した。週を通して安定したプレーを見せたドイツ人選手は、決勝でベン・シェルトンを圧倒し、カルロス・アルカラズに譲ったばかりの世界ランク2位をわずか1週間で奪還した。
28歳の誕生日に優勝を飾ったツベレフは、このバイエルンでの勝利が自信回復につながることを期待している。
準々決勝では、タロン・フリークスポアとの試合で苦戦し、相手にマッチポイントを握られる場面もあったが、最終的には逆転勝利を収め、全豪オープン以来となるベスト4に進出した。
しかし、この試合中、ツベレフは観客から「Frauenschläger(女性を殴る男)」と叫ばれるトラブルに遭遇した。マドリードでの記者会見でこの件について問われると、ツベレフはすでに過去のものとしたようで、むしろサポーターからのポジティブなエネルギーに焦点を当てた。
「実際、観客は素晴らしかった。タロン(フリークスポア)との試合では、彼らのおかげで逆転できた。あの日は観客に勝利を導かれたので、文句は言えない。常に1人か2人の愚か者はいるものだ。
これはテニスでもサッカーでも、すべてのスポーツで起こり得ること。スポーツとはそういうものだが、ミュンヘンのファンは本当にすごかった。ようやく良いテニスができた。トーナメントで勝つことは、自信の面でいつも助けになる。
大会前は自信が十分ではなかった。最高のプレーができていなかったので、今回勝ててとても嬉しい。この調子を維持したい」とツベレフは語り、マドリード大会の初戦(ロベルト・バウティスタ・アグート戦)に向けた意気込みを語った。