「テニスファンとして、私は興奮していない」クエリーがトロント大会と新マスターズ1000フォーマットを批判
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トロント・マスターズ1000は先週末に開幕し、ちょうど1週間後の8月7日(木)に終了する予定だ。このカテゴリーの大会としては異例の状況で、数ヶ月前からフォーマットが変更されている。
グランドスラムと同様に128選手が参加するが、四大大会との主な違いは、マスターズ1000ではシード選手が1回戦を免除される点だ。
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このフォーマットは選手間で意見が分かれており、シーズン中のスケジュールが過密化していることを批判する声が多い。サム・クエリーも同様の見解を示している。
2017年ウィンブルドン準決勝進出、2018年に世界ランク11位を記録した元アメリカ人プロ選手は、現在の状況を快く思っておらず、最近の「Nothing Major Podcast」で明確に表明した。
「選手も好きじゃないし、ファンも好きじゃない。特に今回はカルロス(アルカラス)、ノバク(ジョコビッチ)、ヤニック(シナー)らが欠場したトロント大会で、大きな期待が持てない状況だ」
「トロントに対して熱狂はない。テニスファンとして、私は興奮していない。選手たちもそうだろう。ズベレフ、フリッツ、ムセッティ、シェルトンらは『勝てるかも、今年のチャンスかも』と思っているかもしれない」
「しかしこの状況は永遠に続くわけではない。シンシナティが始まる頃、トロントはまだ開催中だ。さらにトロントは予選が1回戦のみで、これまでにない形式だ」とクエリーはTennis World Italiaに語った。
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