ディアロ、マドリードでラッキールーザーに:「チャレンジャーツアーではここよりもずっと良い試合をしていた」
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ガブリエル・ディアロは幸運なラッキールーザーだ。マドリード・マスターズ1000の予選最終戦でボルナ・コリッチに敗れたカナダ人選手は、水曜夜にグリゴール・ディミトロフとの8回戦に臨む。
ケベック出身の彼は、西岡良仁の棄権により本戦に繰り上がり、その後ジズー・ベルグス(6-1、6-2)、カミル・マイフルザク(7-5、4-6、6-4)、そしてキャメロン・ノリー(2-6、6-4、6-4)を連破した。
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カルロス・アルカラスも同じセクションで棄権する中、世界78位(ATPランキングで最低65位まで上昇確定)の選手は英国人選手に対する劇的な勝利後に語った。
「ラッキールーザーとしてトーナメントに入れたことで、コート上でもっとリラックスしてプレーできました。こういう大会で勝つために必要な攻撃性を見せられるようになりました」
「マスターズ1000で初めて8強に入り、こんな大きな舞台で戦えることに興奮しています。トップ選手と対等に戦えることは、もっと欲しいという気持ちにさせます」
「私は自分の成長に集中しようとしています。この姿勢と仕事への取り組みを続ければ、こうした大会で大きなことを成し遂げる機会があると確信しています」
「大学時代の努力と、チームと共に行ってきたトレーニングの成果が出ています。現時点で、このトーナメントとチャレンジャーツアーに明確なレベル差は感じません」
「実際、今週のマドリードよりも、チャレンジャーレベルの大会でずっと良い試合をしていました。マドリードで8強に入れたことで明確になったのは、思い通りの攻撃的プレーができれば誰にでも勝つチャンスがあるということです」とPunto De Breakの取材に語った。
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