デミナール、ワシントン大会でデビドビッチ・フォキーナにマッチポイント3つを救い優勝

アレハンドロ・デビドビッチ・フォキーナとアレックス・デミナールはこの日曜日、ATP500ワシントン大会の決勝で対戦した。

第1セットは、セットを取るサービング時にブレークポイントを許したものの、スペイン人選手が7-5で優勢に立った。

第2セットは完全に一方的な展開で、デミナールが6-1で奪い返し、ブレークポイントを1つも与えなかった。

最終セットは両者による真剣勝負となり、まずデビドビッチ・フォキーナが第4ゲームでブレークを決めてリードした。

しかし、マッチを決めるサービングで彼は崩れてしまう。落胆することなく、スペイン人選手は第10ゲームでデミナールのサービスゲームに3つのマッチポイントを握ったが、いずれも決めきれなかった。

タイトルは非常に接戦の末のタイブレークに持ち込まれ、最終的にオーストラリア人選手が7-3で制した。

デミナールは5-7, 6-1, 7-6で勝利し、キャリア通算10勝目を挙げた。表彰式では、オーストラリア人選手がスポーツマンシップを見せ、椅子に座るスペイン人選手を慰める心温まるシーンもあった。

月曜日発表のATPランキングでは、彼はトップ10に返り咲き、8位に浮上した。