トロントに続き、ディミトロフがシンシナティ・マスターズ1000も欠場へ
© AFP
グリゴール・ディミトロフはここ数ヶ月、怪我に悩まされてきた。世界ランク20位のブルガリア人選手は、直近5大会のグランドスラム全てで途中棄投を余儀なくされている。
ウィンブルドン選手権の8強戦では、ヤニック・シナーに対し2セットを先取していたものの、第3セットのサービス動作後に負傷。2017年ATPファイナルズ優勝者は棄権後、大胸筋部分断裂の診断を受けた。
SPONSORISÉ
ディミトロフは全米オープンでの復帰を目指している。予想通り、34歳の選手は来週開幕するトロント・マスターズ1000を欠場することを既に表明していたが、シンシナティ・マスターズ1000にも出場しないことが決まった。
8年前にニック・キリオスを破りオハイオ州で優勝したディミトロフの今大会不出場により、ジャック・ドレイパー、フベルト・フルカチュ(共に負傷)に続く3人目の欠場選手となった。代わりにビート・コプリバが本戦出場権を獲得している。
シンシナティ
テニスの未来を映す実験場、ネクストジェン・マスターズに未来はあるのか
テニス:休養、ストレス、肉体的サバイバル——あまり知られていないオフシーズンの真実
テニスは魂を失うのか? 伝統と“非人間的近代化”の狭間で揺れるロボット判定
特集 - サウジアラビア、怪我、戦争、ビジネス:TennisTempleが明かすテニスの魅力的な舞台裏