パオリーニは67の直接ミスを犯し、モントリオールで早々に敗退
Le 30/07/2025 à 06h21
par Adrien Guyot

ジャスミン・パオリーニはモントリオールWTA1000大会で2回戦止まりとなった。5月のローマ大会優勝以降、好調を維持するのに苦しんでいる世界ランク9位の選手は、ローラン・ギャロス8強戦でエリーナ・スビトリナに敗れた試合と似たシナリオを経験した。
予選通過者の日本人選手・伊藤あおいに対して試合を優位に進めていたパオリーニは、6-2、4-1とリードしながら第2セットで崩壊。イタリア人選手は第2セット5-4の相手サービスゲームでマッチポイントを逃し、伊藤がセット終盤7ゲーム中6ゲームを奪って決勝セットに持ち込んだ。
その後両選手はリターンで安定し、タイブレークで緊張が最高潮に。2時間25分の激闘の末、伊藤が最初のマッチポイントで勝利を収めた(2-6、7-5、7-6)。
パオリーニはこの試合で32のウィナーを記録した一方、67もの直接ミスを犯した。ウィンブルドンではカミラ・ラヒモワに2回戦で敗れる早期敗退を喫しており、グランドスラム2大会連続準優勝者の苦しい時期が続いている。
ローラン・ギャロス前のローマ優勝以来、メインツアーではバート・ホンブルクでのスワテク戦敗退の準決勝進出1度のみで、1か月後に控える全米オープンに向けて不安が残る結果となった。
世界ランク110位の伊藤は予選でサスノビッチ、1回戦でヴォリネツを破った好調を確認。3回戦ではアシュリン・クルーガーを破ったジェシカ・ボウザス・マネイロと対戦する。