「ビッグ3と比較するのは公平ではない」ダレン・ケーヒルがシナーとアルカラスの台頭について語る
2022年からヤニック・シナーのコーチングスタッフとして関わるダレン・ケーヒルは、ここ数年のイタリア人選手の成功に重要な役割を果たしてきた。世界ランク1位のシナーはケーヒルとヴァニョッツィという強力なデュオに支えられているが、オーストラリア人コーチは現役引退に向け、今シーズン終了後に現在のパートナーシップを終了する予定だ。
ここ数時間でアンディ・ロディックのポッドキャストにゲスト出演した59歳のコーチは、1月に「近い将来シナーのチームを離れる」と発表していたが、アルカラスとシナーの世代をビッグ3と比較して語った。
「フェデラー、ナダル、ジョコビッチの偉大な支配力とヤニック（シナー）やカルロス（アルカラス）を比較するのは少し難しい。彼らをビッグ3と比べるのは公平ではないと思うし、余計なプレッシャーをかけたくない」
「彼らは幸運にもビッグ3が過去に成し遂げたことを分析する機会があった。ジュニア時代でさえ、間近で彼らの練習を見て、一緒に練習さえした経験がある」
「だから彼らは素晴らしい教育を受けており、そのレベルに到達するために何が必要かを知っている。これは彼らにとって本当に有利な点だ」と述べ、2025年シーズン終了後にシナーとの仕事を終える選択についても言及した。
「ヤニック・シナーと仕事をするのはとても楽しい。ヘッドコーチはシモーネ（ヴァニョッツィ）で、私の役割は主に試合のプランニングや技術面、精神面に関わることだ」
「彼は常に自己改善のためのより良い方法を探し続けてきた。新しい声、外部からの新しい視点を得ることは、彼にとって悪いことではないかもしれない。私が引退するかどうかはまだわからない」
「だが現時点では、（2025年末での離脱が）依然として計画通りだ。繰り返しになるが、彼とのこの仕事は本当に楽しい」とロディックのポッドキャストYouTubeチャンネルで締めくくった。
