ブブリク、メンシクに呆然:「こいつトップ10ですらないのに、何この混乱?」
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ヤクブ・メンシクが勢いを止めない。今シーズン早々にマイアミでノバク・ジョコビッチを破り自身初のマスターズ1000優勝を果たした19歳のチェコの若手は、マドリードで同じカテゴリーの大会の準々決勝に進出し、アレクサンダー・ブブリクを6-3、6-2で下した。
世界ランク23位のメンシクは、準決勝進出をかけてアレクサンダー・ズベレフまたはフランシスコ・セルンドロと対戦する。試合中、対戦相手のプレー内容に明らかに嫌気が差したカザフスタン選手のブブリクは、チェンジオーバー時に主審のモハメド・ラヒヤニに向かってメンシクの実力について言及した。
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「モハメド、テニスが簡単だった時代を覚えてるか?5年前はテニスをするのがすごく楽だった。トップ50にいるような適当な奴らはほとんど動きもしなかった。今じゃこいつ(メンシク)はトップ10ですらない。一体何なんだ?」世界ランク75位の選手は、テニスTVのカメラが捉えた発言でこう語った。
マドリード
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