ブブリク、ロシャの好調に終止符 全仏初のベスト16進出

アレクサンダー・ブブリクが全仏オープンの2週目に勝ち残ることを予想できた人はいなかっただろう。

気まぐれなカザフスタン選手は、アレックス・デミナールに2セットダウンしていた際、すでにモナコの自宅に帰る姿を想像していた。しかし彼は信じられないような大逆転を演じ、予選通過の世界ランク200位エンリケ・ロシャとの3回戦に進出した。

ロシャはヤクブ・メンシクを5セットの激闘の末に下していたが、オートゥイユで1週間で6試合目を戦ったポルトガル勢はこの土曜日、疲労の影響が出た。ブブリクに7-5で1セットを奪われると抵抗が続かず、その後2セットを1-6、2-6で落とした。

ブブリクはキャリアで初めて全仏オープンのベスト16に進出。世界5位のジャック・ドレイパーと対戦する。