ベレッティーニ、全米オープンを欠場へ
Le 14/08/2025 à 12h56
par Adrien Guyot

マッテオ・ベレッティーニの苦難は続いている。ここ数年、怪我に悩まされてきたイタリア人選手は、5月にローマ大会でキャスパー・ルード戦中に腹部の痛みで途中棄投し、再び離脱を余儀なくされた。
世界ランク59位の彼はそれ以来、ウィンブルドン選手権に1度出場したのみで、カミル・マイチジャクに5セットの末敗退(4-6, 6-2, 6-4, 5-7, 6-3)している。ロンドンでの敗戦後、芝の名手としてシード権を持っていたベレッティーニは、自身の将来について考える必要があると語っていた。
「正直、これがコートに立つ私の望む姿ではありません。少し時間を取って将来について考えなければなりません。この状況は重荷になりつつあります。チームはここで調子が戻ると考えていましたが、うまくいきませんでした」と当時彼は心情を明かしていた。
いずれにせよ、ベレッティーニの近い将来の復帰は見込めない。すでに北米で開催される2つのマスターズ1000を欠場しており、29歳の選手は全米オープンへの参加も見送ることを決めた。
2019年にフラッシング・メドウズで準決勝まで進んだイタリア人選手は、まだ100%の状態に戻っていないようだ。フベルト・フルカチュとグリゴール・ディミトロフに続き、2025年大会を欠場する3人目の選手となった。
ベレッティーニの欠場により、当初大会主催者からワイルドカードを与えられていたブランドン・ホルトが本戦出場権を獲得。新たなワイルドカードは今後数時間内に別の選手に授与される見込みだ。