ホームチーム苦戦:デビスカップ予選スコアの現状

ワールドグループにおいて、2025年デビスカップファイナル8進出を懸けて各国が対戦中だ。ドイツは日本を破り強烈な印象を残し、フランスはクロアチア戦で好スタートを切った。現時点では、今週末はアウェイチームの好パフォーマンスが目立っている。
週末を通じて、14チームが来年11月ボローニャで開催されるデビスカップ2025ファイナル8の出場権を争う。イタリアは開催国(兼前回優勝国)として自動的に出場権を獲得しているが、ドイツは日本での勝利(3勝0敗)により、ここ数時間で2番目に予選通過を決めたチームとなった。
しかし、先行しているビジター側はドイツだけではない。オシエクを遠征中のフランスは初日終了時点でクロアチアに2-0とリードしている。前回準優勝のオランダは、フローニンゲンでアルゼンチンを迎え撃っているが、大きなピンチに立たされている。
実際、トマス・マルティン・エチェベリー(イェスパー・デ・ヨングを6-4, 6-4で破る)とフランシスコ・セルンドロ(ボティック・ファン・デ・ザンドシュルプを7-6, 6-1で圧倒)の活躍で、南米勢は予選突破に向けて優位に立っている。
デブレツェンで行われているハンガリー対オーストリアの全欧州対決は、現時点でオーストリア勢が優勢だ。ユーリ・ロディオノフがファビアン・マロジャンに(6-2, 6-7, 7-5)、ルカス・ノイマイヤーがマールトン・フチョビッチに(6-3, 3-6, 7-6)勝利し、ユルゲン・メルツァーがキャプテンを務めるチームは史上初のファイナル8進出に大きく近づいた。参考までに、オーストリアはデビスカップで優勝したことはなく、決勝進出経験もない。
最後に、デルレイビーチでの初日を終え、アメリカとチェコ共和国は互角の状況だ。フロリダのコートでは、イジー・レヘツカがフランセス・ティアフォーをストレートで下し(6-3, 6-2)、その後テイラー・フリッツがヤクブ・メンシクに対し(6-4, 6-3)で同点に追い付いた。
両国にとって土曜日の試合が決定的となる。なお、マルベーラでのスペイン対デンマーク戦はまだ開始されておらず、土曜日と日曜日にわたって行われる予定だ。