モンテカルロ・トーナメントにWTA版が登場? ディレクターが今後の進化について語る
2025年モンテカルロ・トーナメントは、カルロス・アルカラスがロレンツォ・ムゼッティを破って優勝する結果で今週日曜日に幕を閉じた。
ノバク・ジョコビッチやアレクサンダー・ズベレフといったビッグプレイヤーが大会初日に姿を消したにもかかわらず、大会ディレクターのデビッド・マッセーは大会運営について満足感を示した。
「私たちは再び記録を更新しようとしています。今回の大会ではほぼ最大収容能力に達するところでした。昨年は14万8000人以上の観客を迎えましたが、今年は9日間の大会期間中に15万人という歴史的な大台を突破する見込みです」
「今年の大会における最大の進展の一つは、選手村の導入により会場を35%以上拡張したことです。会場開発計画はありますが、実現までにあと2、3年かかる見込みです。来年はこれらのプロジェクトを開始したいと考えていますが、おそらく目に見える形では現れないでしょう」
「より多くの時間を要しますが、可能な改善点を評価するために必要な時間をかけたいと考えています。来年も同様の大会を開催できれば、トーナメントとチームにとってすでに素晴らしい成果と言えるでしょう」
「WTAを大会内競技に組み込むというアイデアには前向きです。これには大会期間の延長と、少なくとも1週間の日程変更が必要になります。現時点では何も決まっていませんが、将来的にその可能性を排除すべきではないでしょう。最善の形はダブルスではなくコンバインド(男女混合)イベントだと考えています」
「もし将来実現するなら、それはコンバインド・イベントとなるでしょう。とはいえ、現在の男子のみのフォーマットも非常にうまく機能しています。この形式で見られる強度は、テニス界でも最高レベルの一つだと私は考えています」
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