ユーベール、ATP250イーストボーン大会の準決勝進出を決める
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この日最初の準々決勝が行われたイーストボーン大会で、第4シードのユゴ・ユーベールは自身の地位を守り抜こうとした。ロレンツォ・ソネゴ(7-5、6-4)との8回戦を制したフランス人選手は、ビリー・ハリス戦でも好調を維持することを期待していた。
一方、イギリス人選手のハリスは予選敗退ながらラッキールーザーとして本戦に出場。世界ランク142位の30歳選手はジョバンニ・ムペシ・ペリカールの棄権によりチャンスを掴み、キャメロン・ノリー(6-4、6-4)とマティア・ベッルッチ(6-3、6-4)を連破していた。
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しかし今回はハリスにとってハードルが高すぎた。それでも第1セットでは好敵手に健闘を見せ、5-2とリードしていた左利き選手はブレークアドバンテージを失いながらも集中力を取り戻し、タイブレークを7-4で制した。
その後、メス出身のユーベールは自分のペースで試合を進め、第2セットをダブルブレークでスタート。結局、ユーベールは過度なエネルギー消費を抑えつつ2セット(7-6、6-1、1時間30分)で勝利を収めた。
27歳の誕生日を迎えたこの日、ユーベールは素晴らしい誕生日プレゼントとしてイーストボーン大会の準決勝進出を決めた。メインツアーでの芝コート2度目の決勝進出(2021年ハレ大会優勝以来)を目指すフランス人選手は、ジェンソン・ブルックスビー対ダニエル・エバンス戦の勝者と対戦する。この試合は引き続き同じコート1で行われる。
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