ユーモアを愛するリース：「人を良い気分にさせる芸術のエキスパートになった気がする」

世界ランク68位のエバ・リースはここ数ヶ月着実に成長を続けている。シーズン初めの全豪オープンではラッキールーザーとしてベスト16入りを果たした23歳の選手は、ソーシャルメディアでも非常に活発だ。

ここ数ヶ月、ウクライナ・キエフ出身の彼女はInstagramやX（旧Twitter）でユーモアを交えつつ、WTAツアーの舞台裏を積極的に発信している。

マドリード大会後の元世界ランク1位のガルビネ・ムグルザとの対談で、エバ・リースはコート外でのテニスへのアプローチについて語った。

「こうしたことを発信するのは私にとってとても重要です。テニスコートを離れたらすぐに気持ちを切り替える必要があるから。私はクリエイティブでいるのが好き。テニスコートを違う角度から見るのが好きなんです」

「テニスファンに、例えば練習日がどんな感じかなど、テニスの別の側面を見せたい。正直に言うと、ここ数週間はあまり良くない試合もありました」

「だからこそ、人を良い気分にさせる技術のエキスパートになった気がするんです。たとえ最悪のトーナメントや試合だったと思っても、両親に話すようにしています」

「すると彼らは『悪くなかった5つのことは？』と聞いてくる。最初は少し難しかった。結局『少なくともネイルはきれいだった』とか、スポーツとは全く関係ないことばかり挙げてました」

「滑稽に聞こえるかもしれませんが、これが良い気分を保つ重要な要素だと思う」とリースはTennis Up To Dateの取材に語った。