全仏オープンでは、ルードは好調を感じているようだが、優勝候補のレッテルを貼られることを拒否している。
Le 29/05/2024 à 07h12
par Elio Valotto

キャスパー・ルードは、この2024年シーズンで調子を上げている選手の一人だ。今年はまずまずのスタートを切ったが、クレーコートの到来で息を吹き返し、大きな結果を連発した(モンテカルロで決勝、バルセロナとジュネーブでタイトル)。初戦(メリゲニ・アルベスに6-3, 6-4, 6-3で勝利)を難なく勝ち上がり、絶好調でパリに到着した今、ノルウェー人は記者会見でこう話している。
世界No.7は、現在の調子を振り返って、「今シーズンは、これまでで最高のスタートを切ることができたし、1年のスタートとして最高の5ヵ月だった。その後、マドリッドとローマでは少し残念な結果になってしまった。また試合をすることで、勢いを取り戻したかったんだ。もちろん、トーナメントで勝つことはいいことだ。自信になる。
でも、今年のクレーコートでは、マスターズ1000の3大会だけでも3人の優勝者がいる。最初の3人(ジョコビッチ、シナー、アルカラス)は今年、クレーコートのメジャー大会で優勝していない。彼らはモチベーションを高めてここに来るだろうし、ここでいい結果を残そうとするだろうね。面白くなるだろうね」。
いや、自分自身をプレッシャーにさらしたくないから、候補には挙げないけど、ノバクを候補に挙げるのは確かだね。僕にとっては、たとえノバクがこれまでで最高の年でなかったとしても、同じレベルでなかったとしても、彼が優勝候補であることに変わりはないんだ。彼は第1シードだし、(グランドスラムで)24のトーナメントを経験している。