全米オープン：ロワイエがニューヨークで初戦勝利、アリスは連敗続く

全米オープン3日目が熱戦を繰り広げる中、フランス人選手たちの初戦が続々と行われた。

現地時間13時開始の試合では、バランタン・ロワイエがフランステニス連盟（FFT）から与えられたワイルドカード（USTAとの交換プログラムによる）でフラッシングメドウズでの初登場を果たした。8月にトップ100入りを果たしたブローニュ＝ビヤンクール出身の選手は、ヤンチャオケテ・ブ（中国）を6-1, 6-4, 7-6のストレートで圧倒した。

今シーズンのグランドスラムでの2勝目を挙げたロワイエは、世界ランク29位のデニス・シャポバロフ（カナダ）と対戦する2回戦へ進出する。

一方、クンタン・アリスにとってこのアメリカでの夏は悪夢と化した。6月16日のハレ・オープン（芝）初戦勝利以来、勝利から遠ざかっていたトリコロール（フランス人選手）は、デビッド・ゴファン（ベルギー）に6-7, 6-4, 6-3, 7-5の4セットで敗れ、メインツアーで7連敗を喫した。

この敗戦でランキングに大きな影響はないものの、9月のアジアツアーで早期の勝利を掴む必要がある。