「彼とはもう対戦しない」アルカラズが語ったマレーとの面白エピソード
カルロス・アルカラズはウィンブルドン準々決勝に進出した。ロンドン大会2連覇中のスペイン人選手は、3連覇の夢をまだ追い続けており、あと3勝でこの偉業を達成できる。
火曜日にセンターコートでキャメロン・ノリーと対戦する22歳の選手は、グランドスラム初期ラウンドでの不安定さを克服し、大会終盤に向けて調子を上げなければならない。
前回のアンドレイ・ルブレフ戦では、大会4セット目を失った。初戦のフォニーニ戦では危険な5セット目に追い込まれ、3回戦のシュトルフ戦でも1セットを落としていた。
ちなみに、ドイツ人選手との試合後、アルカラズは全く別の話題――アンディ・マレーとのゴルフ対決についてコート上で質問を受けた。ここ数日、2人はSNSでメッセージを交換し、グリーン上で2度対戦していた。
実は最初の2試合は1勝1敗のタイだった。しかし決勝戦が行われ、アルカラズはスコットランド人選手が3度目の対戦を制したことを認めざるを得なかった――ルブレフ戦を観戦していた観客たちを大いに楽しませながら。
「アンディ(マレー)は私たちが最近ゴルフをしたと言っていましたか?昨日(土曜日)に試合をした覚えはありません!でもはい、彼に負けたことは認めます。私が勝っていたら彼にとって良くなかったでしょうから。わざと勝たせてあげたんです」
「テニス選手として、コーチとして、ゴルフコースで...彼に負けました。もう彼とは対戦しません」とアルカラズはウィンブルドンのメディアに向けて冗談交じりに語った。
直接対戦では、1年前に引退したアンディ・マレーとカルロス・アルカラズはATPツアーで2度対戦している。スコットランド人選手は2021年インディアンウェルズ・マスターズでスペイン人選手を破ったが、現在世界ランク2位のアルカラズは数週後に行われたウィーン大会でリベンジを果たしていた。