「真剣な会話ができる形式ではない」アガシ、メディアでの将来について語る

2006年にテニス界を引退後、まずはコーチとなり、その後メディアに数多く登場してきたアンドレ・アガシ。先の全仏オープンではTNTスポーツの解説者を務めたアメリカ人レジェンドが、メディアでの自身の将来について語った。

「BBCではティム・ヘンマンとアンドリュー・キャッスルと共にウィンブルドンの準決勝を担当したんだ。あの経験は本当に楽しかった。なぜならコマーシャルがなかったから。純粋にテニスについて語り合うことができた。コート上で起きていることを、中身のない短いクリップにまとめるのは好きじゃない。

それは僕のものの見方ではないし、ゲームの捉え方でもない。実際に起きていることについて真剣な会話ができる形式ではないんだ」と、彼はTennis Up To Dateで報じられたインタビューで語った。

参考までに、55歳になったアガシはグランドスラムを8度制しており、現在観戦に訪れている全米オープンでも2度（1994年と1999年）優勝している。元チャンピオンはアーサー・アッシュ・スタジアムの観客席で娘と一緒に目撃されている。