統計:ゴフのサービス危機を裏付ける数字
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シンシナティ大会準々決勝でジャスミン・パオリーニに敗れたココ・ゴフは、またもサービスで苦しみ、3セットで16ものダブルフォルトを犯した。
この数字は今シーズン最多ではないものの(7月末のモントリオール大会で23が最多記録)、世界ランク2位の選手のセカンドサーブは依然として不安定な状態が続いている。
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X(旧Twitter)のSliding Backhandアカウントが指摘したように、ゴフは今シーズン19試合で、サービスゲーム中のポイントの10%以上がダブルフォルトになる試合を経験している。この傾向は全仏オープン優勝を含む直近17試合中12試合で見られる。
このサービス問題は最近始まったものではなく、アメリカ人選手は2024年だけで430ものダブルフォルトを記録しており、これはWTA史上3番目に多い数字だ。今シーズンは293ダブルフォルト(1試合平均6.11)で、ケイティ・ボルター(6.65)とアリシア・パークス(6.74)に次ぐ3位となっている。
比較として、世界ランク1位のアリーナ・サバレンカは2022年、サービスポイントの10%以上がダブルフォルトになる試合を23試合経験した。しかしその後修正に成功し、今シーズン60試合でその数字を超えることはなかった。
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