「集中力が低下したとは思わない」とアルカラズ、全仏オープン3回戦進出後に語る
le 29/05/2025 à 07h12
カルロス・アルカラズが全仏オープンの3回戦に進出した。大会優勝候補はファビアン・マロジャンにセットを1つ奪われたが、2年前のローマ大会で敗れた相手に対して4セット(6-1、4-6、6-1、6-2)で勝利を収め、16強入りを果たした。次戦ではジョバンニ・ムペツィ・ペリカールを破ったダミル・ジュムールと対戦する。記者会見でアルカラズはハンガリー選手との試合について語った。
「今日は全体的に良い試合だったと思う。第2セットで相手の調子が上がり、私が追いつけないレベルに達したが、第3セットで精神的に再集中できたことを誇りに思う。最後の2セットでは高いレベルでプレーできた。今日の試合に関して言えば、集中力が低下したとは思わない。単に第2セットで相手が上手くプレーしただけだ」
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「試合を通じてレベルを維持しようと努めた。グランドスラムでは通常、集中力が切れても精神的に立て直しやすい。5セットマッチだから時間的余裕があると分かっているからだ」とアルカラズは分析した。
また、キャスパー・ルードやステファノス・チチパスらが敗退したことで対戦表が開けたことを受け、ヤニック・シナーとの決勝戦の可能性について質問されると、世界ランク2位はこう答えた。
「決勝はまだ遠すぎて今は考えていない。誰が予想できるだろう? シナーに勝てたことは素晴らしいことだ。特に過去4試合で彼に連勝している。だが対戦するかどうかはまだわからない。決勝に焦点を当てるのは早すぎる。まだゴールからは程遠い」
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