WTA 125 コントレクセヴィル大会:ジャックモが苦手相手に逆転勝利、グラチェバは準々決勝で敗退
Le 12/07/2025 à 06h30
par Adrien Guyot

今週金曜日、エルサ・ジャックモとバルバラ・グラチェバはともにWTA 125コントレクセヴィル大会の準決勝進出を目指していた。ヴォージュ地方で開催されたこの大会で、2人のフランス人選手が決勝進出をかけて対戦する可能性もあったが、まずは準々決勝を勝ち抜く必要があった。
世界ランク113位のジャックモにとって、シモナ・ワルタートとの対戦は困難が予想された。スイス人選手のワルタートはリヨン出身のジャックモにとって手強い相手で、直接対決では5勝1敗とワルタートが優勢(しかも5連勝中)だった。
3年ぶりにこの相手を打ち負かす決意で臨んだジャックモは、試合開始で苦戦したものの、逆転勝利を収める粘りを見せた。対戦相手の13ものダブルフォールトにも助けられ、トップ100に近づきつつあるジャックモはワルタートに追いつき、やがてスコアで逆転した。
最終セットで0-3とリードを許した後、ジャックモは最後の7ゲーム中6ゲームを奪い(2-6, 6-2, 6-4で2時間25分の激闘)、勝利を収めた。クレーコートでの5度目の対戦で、ジャックモがこのサーフェスで初めてワルタートを下した。
一方、準決勝でのフランス人同士の対戦は実現しなかった。大会第1シードのグラチェバがオクサナ・セレフメテエワ(7-5, 6-3)に敗れたためだ。世界ランク144位の22歳ロシア人選手は、フランス人選手が最初のセットを取るチャンスを逃した後にスコアを逆転した。
多くのブレイクが発生した試合(計12回)の末、セレフメテエワが土曜日のジャックモ戦の権利を獲得した。もう一つの準決勝ではフランチェスカ・ジョーンズ対ペトラ・マルチンコが対戦する。