アレハンドロ・タビロ、数週間の離脱でウィンブルドン欠場の可能性
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2025年シーズンが思わしくない展開を見せているアレハンドロ・タビロ(28歳・チリ)。モンテカルロ・マスターズ(ノバク・ジョコビッチを破った大会)で左手首を負傷した後、1ヶ月半の離脱を余儀なくされ、ようやく全仏オープンで復帰を果たした。パリではアーサー・カゾーを破ったものの、次のラウンドでアレクセイ・ポピリンに敗退していた。
しかし先週チェコのプロステヨフ・チャレンジャー大会で、世界ランク56位のタビロは新たな打撃を受けた。曾俊欣(ツェン・チュンシン)に4-6, 1-6で敗れた準決勝で別の部位を負傷し、本人がInstagramで明らかにしたようにさらに数週間の離脱を強いられることになった。
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「皆さんへお知らせです。本日実施した検査で懸念していた怪我が確認されました。腹直筋のグレード3断裂です。
今後の数週間にとって非常に残念なニュースで、次の大会には出場できません。復帰時期は未定ですが、可能な限り早く戻れるよう最善を尽くします。
ご理解いただき、これまで通り応援よろしくお願いします。復帰の際にお会いしましょう」とタビロは土曜日にInstagramで投稿した。
この状況により、劇的な回復がない限り、6月30日開幕のウィンブルドン出場は絶望的だ。昨年チリ人選手はロンドンの芝で3回戦まで進出していた。
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