カゾー、恐怖を感じるもウィンブルドン2回戦でデミナールと対戦へ
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アーサー・カゾーはロンドンでの戦いを続けたい。予選を勝ち上がったフランス人選手は、キャリア初期から怪我に悩まされがちだったが、ブーゼ、ブランシェ、ラヨビッチを破って本戦出場を果たし、ATPランク90位のオーストラリア人選手アダム・ウォルトンと対戦することになった。
カゾーは幸先よくスタートを切り、最初の2セットを奪取。しかしウォルトンが巻き返し、第4セットをタイブレーク(7-5)で奪い、22歳の選手を追い詰めた。
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だが、世界115位のカゾーはメンタル面で優位に立ち、決勝セットで明確に差をつけて勝利(6-3, 7-6, 4-6, 6-7, 6-1/試合時間4時間9分)を収めた。
81本のウィナーを記録したカゾーは、嵐を乗り越えてついに決着をつけ、2回戦進出を決めた。次戦では世界11位のアレックス・デミナール(オーストラリア)と16強入りをかけて対戦する。デミナールはロベルト・カルバレス・バエナ(6-2, 6-2, 7-6)を難なく退けていた。
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