サバレンカ、ペグラとの激闘を制す－WTAファイナルズで世界1位がリヤドでの連勝を継続

WTAファイナルズ第2試合は、準決勝進出を懸けた重要な一戦としてアリナ・サバレンカとジェシカ・ペグラが対峙した。

ココ・ガウフがジャスミン・パオリニに勝利した後、リヤドではサバレンカ対ペグラの第2試合が行われた。両選手はそれぞれパオリニ、ガウフに勝利し、トーナメントを完璧な形でスタートさせていた。

世界ランク1位のサバレンカはこの日までにアメリカ人選手対して8勝3敗とリードしており、先月のWTA1000武漢大会準決勝でペグラに敗れた借りを返すことを期待していた。

試合は緊迫した展開となり、数多くの波乱があった。サバレンカは第1セットを奪取して好スタートを切ったが、対戦相手が反撃に転じ、ダブルブレークの末に第2セットを楽に奪われた。

第2セットの好調を受け、31歳の世界5位ペグラは早々にブレークを決め3-2とリード。しかしサバレンカはここで覚醒し、最終6ゲーム中5ゲームを奪い勝利を収めた（試合時間2時間02分、スコア6-4, 2-6, 6-3）。

2戦全勝のサバレンカは準決勝進出に大きく近づいたが、最終的にガウフ戦で進出を確定させる必要がある。シュテフィ・グラフグループ首位での確実な通過には、木曜日の世界3位との対戦で1セットを獲得する必要がある。

一方ペグラはパオリニ戦で準決勝進出の命運がかかるが、最終結果はサバレンカ対ガウフ戦の結果にも左右される。今後数日間、3選手が準決勝進出を懸けて激しく争うことになる。