スビトリナがルーアンで順当に勝ち進む、準決勝に進んだフランス人選手はゼロ

WTA250ルーアン大会の準決勝の対戦カードが決まった。今週土曜日に予定されている最初の試合では、第3シードのオルガ・ダニロビッチがスザン・ラメンスと対戦する。
セルビアのダニロビッチは、今週初めから3試合連続で3セットマッチを制している。大塚萌香(7-6、4-6、6-1)に勝利する前に、アレクサンドラ・クルニッチ(5-7、6-0、6-3)とリンダ・フルビルトバ(6-2、3-6、6-4)を破っていた。
一方、オランダのラメンスは、大会この段階まで残っていた2人のフランス人選手の1人、ティアントゥア・サラ・ラコトマンガ・ラジャオナ(6-3、6-3)の進出を阻んだ。世界ランク69位の25歳は、その前にビアンカ・アンドレスク(6-1、4-6、7-6)と第2シードのリンダ・ノスコバ(6-4、6-1)を破っていた。
もう1つの準決勝では、エリナ・スビトリナが登場する。ルーアン大会の大本命であるウクライナ人選手は、第1シードで今週のWTAランキング18位。まだ1セットも落としていない。
ジル・タイヒマン(6-4、6-2)と同胞のアンゲリーナ・カリニナ(6-4、6-0)に勝利した後、元世界ランク3位のスビトリナはジェシカ・ボウザス・マネイロ(6-3、6-2)を破って準決勝に進出した。
2023年ストラスブール大会以来、メインサーキットでタイトルを獲得していないスビトリナは、決勝進出をかけてエレナ=ガブリエラ・ルーセと対戦する。
世界ランク90位のルーマニア人選手ルーセは、WTAランキングトップ100入り経験のある選手に1度も当たらずに準決勝に進出。エルサ・ジャックモとカミラ・ロサテロに続き、フランスのラッキールーザーであるジェシカ・ポンシェ(6-2、6-2)を破った。2023年クルジュ=ナポカ大会以来となるツアー初の決勝進出を目指す。