スビトリン、ルーアンで優勝：「ハードコートからクレーへの切り替えはいつも私にとって最も難しい」
このところ、エリナ・スビトリンはWTA250ルーアン大会で失セットなしの完璧な成績でキャリア18勝目を挙げた。世界ランク17位のウクライナ選手は、タイヒマン、カリニナ、ボウザス・マネイロ、ルーゼ、ダニロビッチを破って優勝し、クレーコートでの7度目のタイトルを獲得した。マドリード大会2回戦でカルタルと対戦する前に、30歳のスビトリンはノルマンディーでの勝利について振り返った。
「クレーシーズンを本当に良い形でスタートできました。準備期間が少し長く取れたことは非常に嬉しいです。ハードコートからクレーへの移行はいつも私にとって最も難しいからです。
クレーコートでは、特に脚の小さな筋肉を多く使います。ハードコートではそれほど激しく使わない筋肉です。
ボールを追いかけて滑ったり、伸びてボールを打ったりする時、簡単に伸びすぎてしまう筋肉を使うことになり、小さな炎症を引き起こす可能性があります。
シュトゥットガルト、マドリード、ローマ、そして全仏オープンといったクレーシーズンのスケジュールは非常に過密で、常に体を限界まで追い込むことになります。
だからこそ、ルーアンでプレーすることを選んで良かったと思っています。何試合もこなすことができ、自信をつけ、クレーコートへの完全な移行ができました。
例えばシュトゥットガルトでは、1回戦や2回戦でいきなりトップ10やトップ20の選手と対戦することもあります。もう一つの要素は、今のところ体調を最高の状態に保とうとしていることです。
さらに、インディアンウェルズとマイアミでの勝利は簡単なものではありませんでした。ただ勝つだけでなく、コートで支配的なプレーができるようにゲームを磨きたかったのです。これらの要素を全て考慮して、コーチと私はルーアン出場が理想的な決断だと考えました。そしてそれは正しかったことが証明されました」と彼女は語った。
スペインの首都マドリードでは、スビトリンは好成績を目指す。驚くべきことに、彼女はこれまで2015年、2016年、2018年、2024年に2回戦進出が最高で、ソネイ・カルタル戦でマドリードでの自己最高成績を更新するチャンスを迎える。
「残念ながら、マドリードはこれまで私にとってうまくいった場所ではありませんでした。いくつかのアプローチや調整を試し、ここで良いリズムを見つけようとしましたが、どういうわけかうまくいきませんでした。
正直なところ、なぜなのかよく分かりません。コーチと何度も話し合いましたが、何が足りないのか突き止めることはできませんでした」と彼女は最近のインタビューで語っている。
マドリード 
