ダビドビッチ・フォキーナがワウリンカを下し、バルセロナでルブレフと8強入り
Le 15/04/2025 à 18h20
par Adrien Guyot

今シーズン序盤から好調を維持し、現在レースランキング8位のアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキーナは、モンテカルロ・マスターズ1000で準決勝まで進出した。
今シーズン既に2つの大会(デルレイビーチとアカプルコ)で決勝に進出しているスペイン人選手は、モナコでの2度目の決勝進出目前でカルロス・アルカラスに敗北。彼は2022年にこの大会で決勝進出を果たしていた。
バルセロナ大会に出場中のダビドビッチ・フォキーナは、2014年モンテカルロ優勝、特に2015年全仏オープン制覇のクレーコートのスペシャリスト、スタン・ワウリンカと対戦。40歳のスイス人選手は現役を続けており、ツアーの多くの選手にとって手強い相手となり得る。
しかし今回は状況が異なり、25歳のスペイン人選手はこれまでのトーナメント同様、ワウリンカにほとんどチャンスを与えなかった。
第2セット序盤に一時苦しんだものの試合を支配したダビドビッチ・フォキーナは、この対戦相手に対してキャリア初勝利(6-1、6-4)を挙げた。
第2セットで2-4とリードされたが、強力なフィニッシュを見せ、試合の最後4ゲームを連取して8強入りを決め、アンドレイ・ルブレフとの新たな激突を迎える。
ワウリンカ戦でダビドビッチ・フォキーナは、2025年シーズンのATPツアーで19勝目を挙げた。最近になってトップ30に返り咲き、2023年に記録した自己最高ランキング(21位)に近づくことを望んでいる。次戦ではロシア選手との対戦が待ち受けており、過去5回の対戦で未だ勝利を得られていない大きな挑戦となる。