ディミトロフ、ローラン・ギャロスで太腿を負傷し、今季4度目の棄権

グリゴール・ディミトロフにとって、最近の数週間は厳しいものとなっています。昨シーズンから身体に厳しい状況が続くブルガリア選手は、ローラン・ギャロスの初戦で新たな試練に直面しました。イーサン・クインと対戦した世界ランキング17位のディミトロフは、最初の2セットを勝利し、一見試合を有利に進めていました。

しかし、太腿に痛みを感じたディミトロフは、治療のためにトレーナーを呼びました。第3セットを失った後、2017年のATPファイナルズ優勝者であるブルガリア選手は、試合を諦めることにしました。

予選から出場した21歳のアメリカ人は、2回戦に進出し（2-6, 3-6, 6-2 ab）、ドゥシャン・ラヨビッチを3セットで破ったアレクサンダー・シェフチェンコと対戦します（6-2, 6-4, 7-6）。

一方のディミトロフは、迷う日々が続いています。今回の棄権は今シーズン4度目で、これまでにもブリスベンでのイリ・レヘツカ戦、全豪オープンでのフランシスコ・パッサーロ戦、ドバイでのクリストファー・オコネル戦で試合を途中棄権していました。また、彼が参加した直近の4大会でも棄権しています。