フリッツ対アルカラズ、シナー対ジョコビッチ:7月11日(金)のウィンブルドン・プログラム
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今週金曜日は、ウィンブルドン男子シングルスの準決勝が行われます。初回戦からサプライズ続きだった今大会ですが、残る4選手は全員トップ6ランカーという顔ぶれです。
ロンドンのグランドスラムでこのような状況が起こったのは2012年以来のこと。当時はジョコビッチ、フェデラー、ツォンガ、マレーがベスト4に残っていました。いつも通り、センターコートの試合は14時30分からスタートします。
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最初の準決勝ではカルロス・アルカラズがテイラー・フリッツと対戦します。2年連続優勝中の第2シードは、バルセロナ大会決勝でルーンに敗れて以来、現在23連勝中と絶好調です。
対するフリッツは、シュトゥットガルトとイーストボーンで優勝するなど、今シーズンは芝のコートで好調を維持しています。スペインの新星はロンドンでの3大会連続決勝進出を目指します。
続く第2試合ではヤニック・シナーとノバク・ジョコビッチが激突します。ロンドン初決勝を目指すイタリア人選手は、7度の優勝経験者を倒す必要があります。セルビアの王者は2018年以降、ウィンブルドンの決勝にすべて出場しており、今大会で11度目(7年連続)の決勝進出を狙っています。
しかしそのためには、2023年ATPファイナルズ以来勝ち星のないシナーを抑えなければなりません。シナーは元世界ランク1位の選手に対して4連勝中であり、決勝進出をかけた熱い戦いが期待されます。
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