ブブリク、2023年から続いていたシナーの驚異的な連勝記録に終止符
今週木曜夜、アレクサンダー・ブブリクは2025年シーズンの偉業の一つを達成した。1年以上連続で世界ランク1位を維持するヤニック・シナーと対戦したカザフスタン選手は、1セットを先取されたが逆転勝利。ハレ大会でキャリア2度目(2年前の同大会でシナーがブブリク相手に棄権した際に続く)となるイタリア人選手への勝利を収めた。
絶好調のサーブ(15エース)に支えられ、大会開始時点で世界45位(2023年ハレ大会優勝経験あり)のブブリクは、昨年8月以降カルロス・アルカラスにしか敗北していなかったシナーを3-6, 6-3, 6-4で下した。
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ブブリクは、2024年カナダOP準々決勝でアンドレイ・ルブレフが勝利して以来、アルカラス以外でシナーを破った初の選手となった。同時に、23歳のシナーが2年間維持していた驚異的な記録にも終止符を打った。
X(旧Twitter)アカウント"Jeu, Set et Maths"が報告したように、トップ20圏外選手に対する66連勝(1990年代以降4番目の長さ)を誇っていたシナーは、45位のブブリクに敗北。ATPツアーで同様の敗北を喫したのは、2023年シンシナティ・マスターズ2回戦(当時66位の予選通過選手ドゥシャン・ライコビッチに6-4, 7-6で敗退)以来のこととなる。
ハレ