ムセッティ、ATP250ロスカボス大会を欠場へ
Le 11/07/2025 à 11h35
par Adrien Guyot

世界ランク7位のロレンツォ・ムセッティは今シーズン好調を維持していたが、数週間前から脚の負傷によりペースが落ちている。全仏オープン準決勝でカルロス・アルカラス相手に途中棄権した後、芝生コートの調整試合を一切行わずにウィンブルドンに臨んだ。
昨年ロンドン大会で準決勝まで進出した彼は、今大会では初戦でニコロズ・バシラシビリに4セットで敗退。次は北米ハードコートツアーに転じ、トロントとシンシナティのマスターズ1000を経て全米オープンに挑む予定だった。
しかしムセッティは復帰時期を延期することを決断。ATP250ロスカボス大会の第1シードとして出場予定だった23歳の選手は、メキシコでの組み合わせ抽選直前に欠場を表明した。
この欠場により、ミッチェル・クルーガーが本戦出場権を獲得。現在大会参加選手中最も高位に位置するのはアンドレイ・ルブレフとなった。フランス勢からはカンタン・アリとエイドリアン・マナリノ(後者はキャメロン・ノリーの棄権により予選免除)の2名が参加予定。
なお同日早くには、ウィンブルドン8強でテイラー・フリッツ戦を途中棄権したジョーダン・トンプソンも出場を取りやめている。