ムラトグルがジョコビッチを称賛：「誰もが反対しても信念を貫く」

激しい気性で知られるノバク・ジョコビッチは、ATPツアーで常に賛同を得てきたわけではない。ワクチンに関する見解やPTPA（プロフェッショナルテニス選手協会）の設立など、セルビア人選手は大多数が反対する状況でも常に自身の信念を貫いてきた。

この選手の側面を、セレナ・ウィリアムズの元コーチであるパトリック・ムラトグルがXアカウント「Danny」で紹介されたインタビューで称賛した：

「ノバクのどこが好きか分かりますか？彼には信念があり、たとえ全世界が反対してもそれを守り抜くところです。これは素晴らしいことです。私たちは誰もが流行に追随し、間違いを犯すことを恐れる世界に生きています。

一方でノバクは慎重ですが、一度何かを信じると、何ものも彼を止められません。これは本当に、本当に特別な資質だと思います。私はこのことを非常に重視しており、ソーシャルメディアが普及した現代においては尚更重要だと考えています。」

参考までに、ジョコビッチはCOVID-19ワクチン未接種を理由に、2022年1月のメルボルン到着時に行政拘束を含む処置を受けた。この決定により、2022年全米オープンなど複数の主要大会を欠場することになった。