「今シーズンの中で非常に重要な時期」:ルードがクレーコートでの野心を表明
キャスパー・ルードはローマ・マスターズ1000の準々決勝に進出した。水曜日に延期された試合で、マドリード大会を制したばかりのノルウェー勢はハイメ・ムナールを6-3, 6-4で下した。
世界ランク7位のルードは準決勝進出を懸け、世界1位のヤニック・シナーと対戦する。スペイン選手に勝利後、元ATPランク2位の選手は所感を語った。
「ファーストサーブの成功率は最高ではなかったが、リズムに乗ると多くのポイントを獲得でき、試合全体でブレークポイントを2回しか与えなかった。今日はファーストサーブに頼る必要はなかった」
「できるだけ支配しようと努めた。今年すでにムナールと2度対戦しており、時間を与えると危険な相手だ。創造力があり、ドロップショットも打てるし美しいポイントを構築できる。2セットで勝てて嬉しい」
「昨日は長い1日だった。センターコートの最後の試合で、唯一プレーできなかった組だった。家に帰り、感情を抑えて今日に集中するよう準備した」と述べた。
マドリード優勝後の今季の成長について問われると、ルードは現ランキングにも関わらずATPツアーでのシーズン序盤は最良ではなかったと認めつつ、今後数週間でさらに改善できると認識している。
「マドリード前の3週間なら、キャリア最高のテニスをまだ披露できていないと答えただろう。今日も同じだ。マドリードでは素晴らしい大会だったが、まだやるべきことは多い」
「しかしクレーコートで勝利を積み重ねられるのは確かに良いことだ。昨年の全仏オープン以降、勝利数が少ない苦しい時期が続いていた」
「私にとって今はシーズンの中で非常に重要な時期だ。ローマの最終日まで、そして芝生シーズン前のクレーコート最後の数週間、戦い続けられることを願っている」とテニスアップトゥデートに語った。
ローマ