「片手バックハンドを持つ選手として、私たちは団結すべきです」—ロスカボス決勝後のシャポバロフからコバセビックへのメッセージ

今週日曜日未明、デニス・シャポバロフはATPツアーでキャリア4度目のタイトルを獲得した。ロスカボス大会において、来週のランキングで28位に上昇するカナダ人選手は、アレクサンダル・コバセビックを破り、無敗のままトーナメントを締めくくった。

これは2019年ATPファイナルズ以来、メインツアーで初めて片手バックハンドを持つ2人の選手が決勝で対戦したケースとなった。トロフィー授与式で、26歳のシャポバロフはキャリア初の決勝進出を果たしたコバセビックに向けて次のように語った。

「アレクサンダル（コバセビック）の素晴らしい1週間を称えたい。彼は非常に優秀な選手たちを倒してきた。正直、昨日のアンドレイ（ルブレフ）との試合は見ていないが、コーチからは信じられないほどのテニスをしていたと聞いた」

「君は本当に優れた選手だと思うし、プレースタイルが大好きだ。もちろん、片手バックハンドを持つ選手として、私たちはお互いを支え合うべきだ。しかし何より、君のプレーを見るのが本当に楽しい」と、メキシコでの優勝後にシャポバロフはATPメディアに向けて締めくくった。