「相手をミスさせることは真の強みだ」とロディックがガウフの全仏優勝について語る
Le 17/06/2025 à 17h05
par Adrien Guyot

ココ・ガウフはキャリア初の全仏オープンで優勝を果たした。21歳のアメリカ人選手は決勝でアリーナ・サバレンカを破り、2023年全米オープン(当時もベラルーシ選手を倒していた)に続く2度目のグランドスラムタイトルを獲得した。
アンディ・ロディックは自身のポッドキャストで、若き同胞のパリでの戦いを振り返り、アトランタ出身のガウフには元世界ランキング1位の彼が「世界最高」と評するある特質があると語った。
「事実はこうだ。ラウンド16や準々決勝、サバレンカとの決勝でも、誰もが『彼女はベストなテニスを披露できなかった』と言う。確かにココ(ガウフ)は最高のプレーを見せられなかったかもしれない。
だが申し訳ないが、相手をミスさせることは真の強みであり、立派なスキルなんだ。我々はいつもそれをネガティブな要素のように扱う。彼女は相手を自分のペースに巻き込み、様々なスピンを駆使し、効果的な守備的プレーができる点で世界最高の選手だ。
決勝では明らかに、『アリーナにもう1球打たせる』という心構えでプレーしていた。それがまさに功を奏した。風も味方したよね?
フォアハンドで無理に攻める必要はなかった。サバレンカにボールを打たせ続ければよかった。これは偶然じゃない。状況を利用したんだ。これを戦略と呼ぶが、彼女がこの点で十分評価されているかはわからない」とロディックは詳述した。