「良い学びの経験だった」鄭、全仏オープン準々決勝敗退後に語る
Le 03/06/2025 à 14h39
par Adrien Guyot

鄭欽文(チェン・チンウェン)はまたしても苦手相手に敗れた。8回の対戦中7度目となるこの日、中国のトッププレーヤーは全仏オープン準々決勝でアリーナ・サバレンカに6-7, 3-6で敗れ去った。
世界ランク7位の鄭は22本のウィナーを放つなど好内容の試合を展開したものの(対するサバレンカは20本)、結局2セットで屈し準決勝進出を逃した。パリ五輪金メダリストは記者会見で敗因を振り返った。
「対戦相手が誰であれ、ここは全仏の準々決勝です。このコートでプレーする時はいつもより食欲が湧くのですが、それが最高のパフォーマンスに繋がらないんです」
「今日は自分が持つ力の60%も70%も出せませんでした。練習では彼女(サバレンカ)より強い球を打つスパーリング相手とやっています。彼女のパワーが今日の主因ではないと思います。ただ単に、もっと良いプレーがしたかっただけです」
「彼女との実力差が縮まっているかは分かりません。トッププレーヤーは調子が悪い時でも勝つ方法を見つけます。今日の私はそれができませんでした。これは私にとって良い学びの経験です。次はもっとうまくやれるよう願っています」
「作戦自体は機能していたと思います。問題は第1セットでリードしていた時の直接的なミスが多すぎたこと。試合を通じて安定性を保てなかっただけで、作戦の問題ではありません。時々、彼女に簡単なポイントをあげすぎてしまいました」と鄭はTennis Actu TVに語り、悔しさをにじませた。