「芝での最初の試合は常に難しい」、ハレでのハンフマン戦勝利後にシナーが語る
Le 17/06/2025 à 17h51
par Adrien Guyot

ヤニック・シナーはATP500ハレ・オープンのベスト8に進出した。世界ランク1位のイタリア人選手は、ドイツの芝コートでの初戦でヤニック・ハンフマンに7-5、6-3で勝利し、昨年のウィンブルドン以来となる芝コートでの初戦を無事に乗り切った。
ロラン・ギャロス決勝でカルロス・アルカラスに敗れた後、肉体的にも精神的にもしっかり回復した様子のシナーは、試合後にこうコメントした。
「勝利できてとても嬉しい。芝では何が起こるか予測できないからね。ヤニック(ハンフマン)はベースラインの素晴らしい選手で、サーブも非常にうまい」
「このサーフェスではリターンが特に難しい。今日はそれをうまく処理できたと思う。第1セットはタイブレークになる可能性もあったけど、全体的に自分のパフォーマンスに満足している」
「芝での最初の試合は常に複雑だ。明日は休養日があるので助かる。体の反応はサーフェスごとに全く異なるからね」
「芝に適応するには時間がかかる。だからウィンブルドン前に何試合か経験できるのはありがたい。これが最も重要だ。精神的に落ち着いて、自分のサービスゲームを守り、リターン時に何ができるかを試している」
「今日見せたプレーには満足している」と語ったシナーは、続けて木曜日に行われるアレクサンダー・ブブリク戦について言及した。
「アレクサンダー(ブブリク)は非常に優れた選手で、大きな才能の持ち主だ。芝は彼のお気に入りのサーフェスで、彼はここハレで以前私を破り、優勝もしている。つまり彼にとって居心地が良く、プレーを楽しめる場所なんだ」
「彼はボールで何でもできる選手だ。どうなるか見ものだよ。良い試合になることを願っている」と、ハンフマン戦後のATPメディアにこう締めくくった。