ウィンブルドンで早々に敗退したWTAトップ10入り3人目の鄭欽文
Le 01/07/2025 à 15h02
par Adrien Guyot

今大会のウィンブルドンは男子も女子も予想外の波乱に満ちています。ポーラ・バドサが月曜日に、ジェシカ・ペグラが火曜日午後に早々と敗退した後、現在トップ10にランクインしている3人目の選手が初戦で姿を消しました。
今回は世界6位の中国選手・鄭欽文が早い段階で大会を去ることになりました。鄭はカテリナ・シニアコバに敗れました。最初のセットを接戦の末落としたものの、巻き返して心理的優位に立ったかに見えました。
しかしシングルス世界81位のチェコ選手シニアコバは、ほぼ完璧な第3セットを展開し、3セット(7-5、4-6、6-1、試合時間2時間24分)で勝利を収めました。これにより第2ラウンドで大坂なおみと対戦することになります。
一方の鄭はロンドンの芝コートでの苦手意識を改めて露呈する形となりました。実際、2024年全豪オープン準優勝者は過去3シーズン連続でウィンブルドン初戦敗退を喫しています。
2024年はルル・サンに敗れた鄭ですが、2年前の同大会でもシニアコバに初戦で敗れていました。鄭がこの大会で最後に勝利したのは2022年大会第2ラウンド、グリート・ミネンを2セットで下した時です。