シナー、チェルンドロを退けローマ準々決勝へ進出
le 13/05/2025 à 20h45
数時間の待機の後、ヤニック・シナーとフランシスコ・チェルンドロはようやくセンターコートに入場した。ジャスミン・パオリーニがダイアナ・シュナイダーを逆転で下し(6-7、6-4、6-2)勝利した直後、ローマに雨が降り始め、当日のスケジュールは大きく乱れた。
世界ランク1位のシナーがアルゼンチン選手と対戦できたのは19時過ぎになってからだった。チェルンドロは今シーズン好調なスタートを切っており、マリアノ・ナボネ(6-3、6-4)とジェスパー・デ・ヨング(6-4、6-4)を2セットで下したシナーにとって、この大会初の真の試練となるだろうと見られていた。
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第1セットは長く激しい、そして非常に拮抗した展開となった。双方がブレークを奪い合い、タイブレークにもつれ込んだが、1時間15分の戦いの末、シナーが粘り強さを見せてリードを奪った。世界18位のチェルンドロはこの試合でムラが目立ち(29のウィナー、52の直接ミス)、チャンスを逃してしまった。
一度流れをつかんだシナーは止まらない。より支配的な第2セットを戦い、1度ブレークを許したものの4度目のマッチポイントで勝利を収め(7-6、6-3、2時間17分)、2セットで試合を決めた。
こうしてシナーは復帰後初戦となるローマ・マスターズ1000で準々決勝進出を果たした。準決勝進出をかけて、彼はハウメ・ムナールまたはキャスパー・ルードと対戦する。この2人は火曜日のナイトセッション最終戦で激突する予定だ。