ジュネーブ大会で続く棄権の波にディミトロフも加わる
ATP250シリーズのジュネーブ・オープンにはノバク・ジョコビッチの出場が予定されているが、来週開幕するこのスイス大会から撤退する選手が日増しに増えている。最新の棄権者はグリゴール・ディミトロフだ。
世界ランク15位のブルガリア人選手は、今シーズンに入ってから3度の途中棄権を経験するなど、現時点で不調が続いている。ローマ・マスターズ初戦でフランチェスコ・パッサロ(7-5、6-3)に敗れた後、全仏オープンに向けてコンディション調整を優先するため、今大会の出場を見送った。
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昨年全仏でベスト8に入った33歳の選手は、オーストラリアン・オープンで股関節痛を発症し(この時もパッサロ戦で初戦棄権)、シーズン出だしから苦しいスタートを切っている。この棄権により、ラーナー・ティエンがメイン抽選に繰り上がった。
ここ数日で、ジョーダン・トンプソン、ロベルト・バウティスタ・アグート、ロレンツォ・ソネゴ、カミロ・ウゴ・カラベリ、デニス・シャポバロフらも相次いでジュネーブ大会からの撤退を決めている。一方、フリッツ、ジョコビッチ、ルード、ハチャノフらが今後数日間にジュネーブ入りする予定だ。
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