マドリードの前回準優勝者オジェ=アリアシム、2回戦で敗退しトップ25圏外へ
Le 25/04/2025 à 13h30
par Adrien Guyot

昨年、フェリックス・オジェ=アリアシムはマドリード・マスターズ1000で自身初となるこのカテゴリーの決勝進出を果たした。対戦相手の相次ぐ棄権・不戦勝に助けられたカナダ人選手は、最終的にアンドレイ・ルブレフにサスペンスフルな試合末(4-6, 7-5, 7-5)で敗れていた。
スペインの首都で再び決勝進出を目指していたシード18位のオジェ=アリアシムは、2回戦でフアン・マヌエル・セルンドロとの対戦に臨んだ。
フランシスコの弟であるセルンドロは、予選でチアゴ・セイボス・ワイルドとボティック・ファン・デ・ザンドスフルプを破り、本戦1回戦ではアレクサンダル・コバチェビッチ(3-6, 7-5, 6-2)に勝利していた。
この試合の優位と見られていたオジェ=アリアシムは、左利きのアルゼンチン選手のサービス攻略法を見出せず、獲得した5つのブレークポイントを1つも活かせなかった。一方セルンドロは、第2セット開始時に試合唯一のブレークを決めた。
今季2タイトル(アデレード&モンペリエ)を獲得しているカナダ人選手は、結局2セット(7-6, 6-4)で敗れ、大きな代償を払うことに。この敗戦により、現在19位の彼はトーナメント終了時にトップ25圏外転落が確定した。
一方、フアン・マヌエル・セルンドロはキャリア初のトップ20選手撃破を達成し、次のラウンドへ進出。次戦ではダニール・メドベージェフと対戦する。ロシア人選手はラスロ・ジェレの棄権により、直接3回戦(ラウンド16)へ進んでいた。