メドベージェフが経験を生かす
Le 27/05/2024 à 22h36
par Elio Valotto

今夜はダニール・メドベージェフばかりではなかった。非常に進取の気性に富んだドミニク・ケプファー(ウィナー48本、アンフォーストエラー38本)を相手に、メドベージェフは時折苦戦しているように見えた。
世界No.5のケプファーが、第1ゲーム、第2ゲームでリードを奪い(6-3, 6-4)、納得のいく試合のスタートを切った後、彼は自分のテニスをつぶやき始めた。メドベージェフは、パワーに欠け、ドイツ人プレーヤーの効率的なプレー(4ブレークポイント中4ブレークポイント)に苦しみ、第4セット(6-3, 6-4, 5-7)までもつれ込んだ。
すぐにブレークされ、リードを失ったが、再びリードを取り戻し、最後は相手のサーブでフィニッシュした。ベスト・テニス(ウィナー34本、アンフォーストエラー26本)とは程遠かったが、ロシア人は3時間以上かけて、ようやくこの夜の気持ちと折り合いをつけ、試合に勝利した(6-3, 6-4, 5-7, 6-3)。メドベージェフにとっては、体力勝負となったこの試合は午前0時過ぎに終了したため、今は休養の時間となっている。
今後、メドベージェフは試合を重ねるごとに体力をつけていき、より遠くへ行けるようなテニスのレベルに戻っていかなければならない。その挑戦は、2回戦でミオミール・ケクマノビッチと対戦するときから始まるだろう。