「芝では彼と対戦するのは難しい」 シナー、ウィンブルドン決勝の本命はアルカラズと指名
ヤニック・シナーとカルロス・アルカラズがグランドスラム決勝で2大会連続の対戦を果たす。スペイン人選手が制した伝説的な全仏オープン決勝から1か月、ATPランキング1位と2位の両選手は今大会ウィンブルドンでもその地位を守り通した。
今週金曜日、アルカラズがテイラー・フリッツを4セットで下して決勝進出を決めた後、イタリア人選手のシナーはノバク・ジョコビッチをストレート(6-3、6-3、6-4)で圧倒し、自身初のウィンブルドン決勝進出を果たした。
シナーは大会2連覇を狙うアルカラズの牙城を崩そうと挑む。アルカラズはメインツアーで24連勝中の勢いだ。会見でシナーは、この新たな対決においてスペイン人選手が本命だと認めた。
「私たちは選手として、競技者として進化しています。カルロス(アルカラズ)に対しては常に何か違うことをしなければなりません。コート上で予測可能なプレーをしていると思われたくないからです。私は可能な限り最高の準備をします。」
「試合のリズムがこれほど速い時は、本能に従ってプレーしなければなりません。しかし、全仏オープンと比べてサーフェスが違います。カルロスが本命です。彼はここで既に2度優勝しています。」
「私たちはまた決勝で対戦します。芝で彼と戦うのは難しいですが、私はこの種の挑戦が好きです。肘の状態については、日曜日の試合に心配はありません。ベン(シェルトン)戦後にも言ったように、これは言い訳にはなりません。」
「この小さな問題は最善を尽くして管理していますが、準々決勝前の方が心配でした。今日(金曜日)は身体的に良好な状態でした。今朝のウォームアップは順調で、肘も良好な反応を示しました。心配はしていません」とシナーはPunto De Breakの取材に語った。
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